• 建物の壁に阻まれたり、フロアの上下移動が多かったりで歩きにくい。
• ポータルは数秒ごとに敵味方が入れ替わる激戦区
• 初心者エージェントでもレゾネーター挿すチャンス多数
• 落ち着いてリンクを張るのは難しい

さきほどまで歩いていた穏やかな広尾の街とは雰囲気が一変。一気にエージェントの気配が濃厚となり、そこら中で火柱が上がりポータルの色がめまぐるしく変化する様子がスキャナごしに伝わって来ます。ヒルズから少し離れた路地では、初心者エージェントに上級者がリンクの張り方を教えているような３人組の姿もありました。ちょうどお昼休みの時間帯だったので、昼休みのIT系会社員なのでしょうね。敵エージェントたちだったので、彼らがフィールドを構築し終える直前、すれ違いざまにX8バースター連打で瞬時に焼き払うという意地悪をしてしまいました。ごめんなさい。でも反省はしてないの。

 レゾネーターの焼け野原。数秒ごとにポータルの色がくるくる変わります。


 この広場の中にもおそらく何人かのエージェントが。

数年前までしばらくこのあたりで勤務していたので、六本木ヒルズの周辺に関してはまったく知らない土地ではないのですが。建物の構造がやや複雑で、なかなか思うように目的のポータルにたどりつけません。エスカレーターでフロア間を上下移動しながらポータルを探すような感じになりますので、ヒルズにはじめて行く方は地元の方にガイドをお願いした方が効率が良さそうです。土地勘の無い方は時間に余裕を持って行きましょう、たぶんひとまわりするのに想像以上に時間がかかります。それにくわえてGPSの精度が悪いこと悪いこと。高層ビルの真横なので、実際にいる座標とズレまくっています。目の前にあるはずのポータルにスキャナの中では届かない、という現象が多発しました。ちょっとイライラしますね。また、庶民なのでグランドハイアットの中にはちょっと入りづらく、外側をウロウロしながら「うわーん！届かない！」と歯ぎしりしたりもしました。

 IT奴隷には社食としておなじみのCafe8、通称「エロ中（エロい中華）」もポータルになっています。 

ポータルはお互いに壊し壊されという状況で、ゆっくりリンクを張ったりフィールドを作ったりという余裕はまったくありませんでした。とにかく白ポータルを見つけたら即座にレゾネーターを挿す、という「ポータルキャプチャーもぐらたたき」状態です。団子レゾだろうがなんだろうが、どうせすぐ壊されるのでとにかく埋めた者勝ち、という雰囲気ですね。レゾネーターを刺そうとした瞬間に敵に先を越され「enemy portal」と表示された回数は数えきれません。もはや「陣取り」ではない何か違うゲームになっていました。

逆に言うと、攻撃力のまったくないLV1～LV3くらいの初心者にとっても、いくらでもポータルをキャプチャできるチャンスがあります。CL、CFでのAPは稼げないのでLV5～7くらいの方にはあまりおトクなエリアではないような気がしますが、LV8以上でPurifierメダル（敵レゾ破壊数）やLiberatorメダル（キャプチャーポータル数）、Builderメダル（デプロイ数）獲得を目指す方には良いかな、と思いました。敵ポータルもいちいちシールド入れたりはしていないし、フルデプロイしてないものが多いので、簡単に壊すことができる感じです。


 六本木ヒルズ裏手に突然現れる墓地ポータル 

基本的に現代アート風オブジェなどの小綺麗なポータルの多いエリアなのですが、けやき坂コンプレックスの裏手に出ると、昔ながらの墓地がポータルになっていたりしてギョッとします。しかも、墓地が白ポータルなのにもかかわらず、何度やってもレゾネーターが挿さらずキャプチャできない、という心霊現象が発生しました。怖い！　まあ単なる偶然か不具合だったのでしょうが、夜遊んでて同じ目にあったら泣いて逃げ出すかもしれません。ぶるぶる。


 期間限定設置のために今はもういないドラえもんのポータルも 

六本木ヒルズ周辺は夜でも明るく人も多いので、女性ひとりでも安心して遊べるエリアだと思います。特に毎年11～12月はイルミネーションが点灯しますので、キレイな眺めも楽しめます。少し離れた外苑東通りのドン・キホーテ～アマンドのあたりは、夜間は客引きや外国人が多いので、スマホを注視しながら女性ひとりで歩くにはやや不安な地域ではあります。六本木ヒルズ横もちょっと入ると人気の無さそうな神社などもありますので、夜間のエージェント活動の際は深追いにお気をつけください。

ミッドタウン・乃木神社エリアや麻布十番方面までは時間切れで足を伸ばせなかったので、また次回遠征してみようと思います。