首都圏では攻防が激しすぎてガーディアンメダルがなかなか取れない……。とお悩みの方も多いと思います。銅メダル(3日)なら運がよければまだ取れるかと思いますが、金メダル(20日)はおろか銀メダル(10日)すら夢のまた夢、なんて方も少なくないのではないかと。さてここで、タイトルの通り「駅近なのに難攻不落」なポータルをひとつご紹介したいと思います。 

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それは、東海道線早川駅にある、この「小田原灯台」のポータルです。東海道線で東京から83分、新幹線を使えば50分程度で到着できる場所にあります。都心からは少し離れますが、行けない距離ではありませんね。東海道線でいけば交通費も片道1,490円程度です。

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 google mapで見るとこんな感じ。堤防の先端にあります。
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intelで見るとこんな感じ。周辺には駅ポータルだけです。

駅からはおそらく徒歩10分もかからない位置にあるかと思います。この小田原ちょうちん灯台は西湘バイパスからもよく見える位置にあって、私も現地をドライブしたときに「あ、あんなところに白ポータルが!」と思ったのですが、残念ながら西湘バイパスからでは射程範囲に入らない距離でした。

地図で見る限り歩いて行けば難なくハックできそうに見えますが、実際に現地へ向かったエージェントさんの話によると、この堤防は立入禁止なのだそうです。日本の灯台を写真で紹介するサイト「Lighthouse-JAPAN.com」でも、この灯台については「(灯台の)根元まで行けないのは残念」「長い防波堤を歩いて行ってみましたが完全に封鎖されていて根元までは行けませんでした。灯台近くに釣人が居なかったので多分いけないだろうなっと思いましたが」と書かれています2421 小田原港2号防波堤灯台 ODAWARA KO より)現地の写真を見ても完全に封鎖されていて、確かに入れそうにありません。

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現地でスキャナを見るとこんな感じ(スクリーンショットはご提供いただきました、ありがとうございました)

「人が立ち入りできないんだったらポータルの要件を満たしてないのでは?」と思ってしまいますが、実は方法が無いわけではありません。ちゃんと近づくことのできる手段はあります。さきほどのLighthouse-JAPAN.comのページで灯台の近景をみると、その答えがわかると思います。

そう、漁船を使えば良いのです。

釣りビジョンのサイトで早川港の釣り船情報を探すと、乗合船ならだいたい9000円前後で乗ることができます。ただ乗合では人数が揃わないと出船できません。仕立船(チャーター)だと5名からのところが多いですが、又衛丸という漁船は9000円☓3名から出船可能とありますので、ここなら27,000円でお願いすることができます(女性なら1000円引きの割引もあります)。この海域は船の出入りがあるためゴムボート使用禁止とのことなので、おそらく遊泳も禁止なのでしょう。灯台の近くまでたどり着くには釣り船を使うしかありません。

ファミ通Appのジョン・ハンケ氏インタビューによると「フェリーでしか行けない水中ポータル」もあるとのことですから、 「船で行ける場所」ならおそらくポータルとしてアリということなのでしょう。「ingressもやるけど釣りも好きだよ!」という方は、ぜひ挑戦してみてください。おそらくこの超課金ポータルならガーディアンメダルを目指せるのではないかと思います。